最近の求人広告などを見ると、休日が「週休2日制」とか「完全週休2日制」といった記載が多くなりました。業種によってはなかなかこのような体制をとれないのですが、多くの企業がこれらの体制をとるように努力しています。週休2日制と完全週休2日制とありますが、これらはどちらも同じと捉えている人も少なくありません。どちらも週に2日休めると思われがちですが、週に2日きちんと休めるのは完全週休2日制になります。これらの違いを確認していきましょう。
完全週休2日制は、毎週必ず2日間の休みがあることです。多くの企業では土日を休みとしていますが、業種によっては土日にしていないところもあります。「完全週休2日制、土日祝休み」とあれば土日と祝日が完全に休みということになります。
では、週休2日制はどうなのかと言うと、これは1カ月の間に週に2日休みになる週が1度以上あるということです。毎週必ず2日休みがあるというわけではなく、それ以外の週は休みが1日ということになります。例えば、「週休2日制(土・日)、ただし月2回土曜日出勤」とあればそれ以外の週が2日休みになるということです。また、週休2日制は土日が休みとは限りません。業種によっては交代で平日に2日休むことになることがあります。
求人を見て応募する際には、休日がどのようになっているのかをきちんと確認するようにしましょう。休日の曜日や祝日はどうなのかが明記されていない場合は、面接の時などに確認することをおすすめします。休める日数が多い、完全週休2日制の仕事に就きたい人は働く前の情報収集が大事です。